同人即売会などに行くと、コピー誌という言葉を
聞くことも多くあります。

コピー誌とは、おおまかに言えば、家庭で一般的な印刷方法で印刷・製本化し、
イベントなどで配布するようなものを指します。

印刷所などに依頼するものよりはちゃっちくなってしまいますが
安価以外にも様々な特徴があります。

しかし、大手サークルさんなどを見ている方だと、
イベント用に突発本として使用されているイメージが多いと思います。

しかし、コピー誌は初めて同人誌にチャレンジする人にも
オススメの同人誌形状だったりします。

今回はコピー誌の特徴と簡単な作り方、
そして作る場合の注意点についてまとめていきたいと思います。

初めてにコピー誌が最適な理由


コピー誌は印刷所に出稿する同人誌(オフ誌とかとも呼ばれるもの)と
比較すると、安価に収まる傾向があります。

安価以外にも特徴があるのが、コピー本の特徴であり、
初心者にお勧めの理由でもあります。

まず第1の特徴が「増刷しやすい」ということです。

同人誌を初めて作った場合、認知度がなく、余ってしまうことも多めです。
最初からオフ本形式で出してしまい、売れ残ってしまった場合などは
保存場所に困る他、長期的な保存により本が傷んでしまいまう可能性もあります。

対するコピー誌の場合は手軽に印刷できるため、
イベントの都度ごとに増刷を繰り返すことで在庫の保管場所を
大きく抑えることができます。

私生活での影響を抑えながら、同人活動が出来ます。

第2に、手にとってもらいやすい価格で提供できることです。
少し安価に収まるということに関係してきますが、
原材料費を抑えることで、安価で読みたい人に提供もできます。

同人活動を初めてした場合、皆さんのことを知ってもらうという意味でも
安価で提供できるというのは、皆さんを知ってもらうきっかけの敷居を低く
することにつながってきます。

近年では、コピー誌を印刷所で扱っている場合なんかもありますので、
もし、将来的に有名になった場合でも、コピー誌をずっと配布し続けるような
こともできるような環境が揃っています。

同人誌コピー誌の作り方


それでは、同人誌のコピー紙はどうやって作るのでしょうか。

作り方は意外と簡単です。
2ページ単位で本を構成し印刷。真ん中から半分に折って袋とじにし、
ホッチキスで止めれば簡単です。

自宅で印刷しても構いませんが、コンビニなどで印刷したほうが
乱丁も少なく、綺麗に見えることが多いのでお勧めです。

ページ数はある程度あったほうがホチキス止めした時に乱丁になりにくいです。
ただし、あまりにもページ数があるとホチキスが止めきれない可能性もあります。
8~10ページ前後ぐらいで考えるといいでしょう。

部数が少ない場合は、製本キットを使うのもオススメ。
表紙だけ、印刷所でしっかりしたものを作成して作るという方法も
きれいな見た目で売りたい場合にはオススメです。

同人誌コピー誌を作る場合の注意


最後に、同人誌コピー誌を作る場合の注意点を紹介しておきます。

まずはページ構成です。
袋とじにするので、ページ構成をしっかりしないと、
ページ数がバラバラになってしまう可能性があります。

余裕を持って、まずは一冊試しに作ってみましょう。
ページ数だけ割り切ったレイアウトを作ってから取り組むのもオススメです。

また、マンガなどで線が多いものは少し縮小して印刷すると
綺麗に見えることがあります。手書きなんかの場合は、特に意識しましょう。

2つ目は印刷時間です。
主にコンビニなどで印刷を行うことになりますが、
意外と時間がかかります。

また、一般的なテスト時期と被ってしまったりすると、
意外とコンビニのコピー機が長時間使えない場合があります。
自宅の印刷機で済ませようとしたりすると、さらに時間かかります。

コピー誌な手前、ぎりぎりまで追加したくなる気持ちはわかりますが、
早め早めに印刷することも意識しないと、完成しないという自体に陥る
可能性もありますので、注意しましょう。

文章を書くのが好きで、実際に自分の実力を試したいという人には、
ウェブで申し込める物書き系のコンテストに応募するのがお勧めです。

自分の実力がどこまで通用できるのかに加え、報酬等が貰えることがあります。
また、うまく出版社等に目をつけてもらうことができれば、プロへの道が切り開けるかもしれません。

ストーリーコンテストの種類を把握する


ストーリー関係のコンテストとしては、様々なパターンが検討できます。
一例を見てみましょう。

同人ゲームなどのストーリー案募集


一般の人が作成する同人ゲームのストーリー案募集になります。報酬がもらえない場合や少額な場合が多いですが、応募者が少なく、経験を積むという目的だけであれば検討する価値があります。

なお、同人は主催者側の都合でお蔵入りになるというケースが多いため、しっかりと計画の段階や主催者の情報を確認してから応募するようにしましょう。

PC・スマホゲームのシナリオ募集


PC系のゲームメーカーでは、ストーリーや原案系のスタッフ募集を行っているメーカーも多くあります。応募したいゲームメーカーのHPに行き、採用情報をチェックしましょう。外注など、就職しなくても応募できるメーカーも多くあります。

また、近年ではスマホゲームの普及もあり、ゲームイベント用のシナリオ募集を行うメーカーも増えています。スマホゲームのシナリオ募集はメーカーHPほか、ランサーズ等のクラウドワークスで募集がしばしば掛かります。

■参考 ランサーズ


クラウドソーシング「ランサーズ」

極稀に技名のみ、簡易台詞のみといった募集がかかる場合もあります。

企業向けショートストーリーの募集


一般企業がPR用に関連ジャンルのストーリー募集をすることがあります。
例えば……

・介護会社が介護を通じた心あたたまるストーリーの募集
・恋愛系サービス提供会社が恋愛に関するSSを募集

こちらもクラウドワークス系のサイトで募集が掛けられていることが多いです。

■参考 ランサーズ


クラウドソーシング「ランサーズ」

その他


最近では少なくなりましたが、小説投稿サイトで二次創作コラボ小説のコンテスト募集を行う場合などもあります。また、出版社が新人賞をウェブ応募にて新人賞の受付を行っている場合などもあります。

■参考
Webコバルト ノベル大賞

また、非ウェブでの活動がメインの人ならば、マンガや雑誌内に記載されている新人賞、小説大賞を狙うのもお勧めです。

併せて、公募ガイドという書籍も販売されています。

■参考
公募ガイド社

公募ガイドさんは地方公共団体の各種情報、小さい会社の募集も多く掲載されているので、電車移動中に応募できるコンテストを探したい場合などに役立ちます。

同人作品を制作されているサークルさんの中には、

本気で自分の作った作品を売りたい!
買ってもらいたい!

という人も多いと思います。

そういった場合には、1カラムのページを作成すると良いです。

カラムって?


簡単にいえば、サイトの構成が何列になっているかということです。

karamu

このサイトもそうですが、右側にメニュー、左側に記事などがあるサイトは
サイトの構成が左右2つにわかれているので、2カラムのサイトといいます。

また、中央に記事、左右にメニューがあるようなサイトは
サイトの構成が3つにわかれているので、3カラムのサイトです。

カラム数が多くなれば多くなるほど、情報量が多い分、
視点が乱れ、せっかく「良さそうだなー」と思ってもらったとしても、
「あっ、でもこっちのページ気になる!」とか思われて
別のページに飛んでしまう可能性があります。

そういう点では、何かを売り込むときは上から下への流れしか無い、
『1カラム』の構成が良いとされています。

化粧品のネット通販ページなんか見ると、1カラム構成が多かったりします。
ですので、出来れば何か作品を売る場合も1カラムにしてあげると良いです。

簡単に特定のページだけ1カラムにする方法


でも、基本は情報発信で使いたいし……
ブログやサイトの2カラム・3カラム構成を変えたくない……

という人も多いかと思います。

『特定のページだけ、1カラムに出来たりしないの?』

無料ブログ以外であれば、基本的に出来ます。
(無料ブログはカスタマイズしにくいため、出来ないことが多いです)

通常、情報発信としてブログを使い、何か作品を販売したい場合だけ、
1カラムにするという使い方が一番良いと思います。

やる方法は色々とありますが、一番簡単なのは
『特定のページを1カラムにする機能』がついたサイトテンプレートや
HP制作ソフトを購入することです。

例えば、オススメサイト制作ソフトとして紹介している『SIRIUS』なんかは、
各記事に設定できる項目があったりします。

konopegenomi1karamu

■SIRIUS

また、Wordpressなどの場合は、プロが使っているテンプレートでも
設定1つで1カラムにすることが出来る機能なんかがあるものもあります。

例えば、プロの中で人気の高いワードプレステンプレート、
『賢威』には記事それぞれにカラムを設定できる機能があります。

WS000264

他のページとはカラムを変えたいページだけレイアウトを変更することで、
特定のページだけカラムを変えることが出来ます。

■賢威

HRMLの場合は別途ページを作成したり、Wordpressの場合は
テーマファイル等を作成することで出来る事例もありますが、
あまり詳しくない人は、『プロ向けのもの』を購入しちゃったほうが
簡単に出来てオススメだと思います。

もちろん、今回は本気で作品を売りたい人向けの話。
ちょっと高いので、商業を意識している同人サークルさんだけに
おすすめする方法です。

こういうツールとかテンプレートは将来的にも役立つので、
本気で商業を意識して活動しようとしている人は
検討してもいいんじゃないかなと思います。

イラストを多くの人に観てもらう方法として、
『素材サイト』の運営という方法もあります。

素材サイトとは?


素材サイトとは、皆さんが制作したイラスト等の創作物を
一定の規約に則って利用許可を行うようなサイトを指します。

素材として公開することで、皆さんのイラスト等が拡散する可能性も高まり、
より多くの人に観てもらうことが出来る可能性があります。

イラスト系素材サイトの種類


イラスト系素材サイトの場合は、以下の様なものがあります・

ゲーム向けのイラスト素材サイト


ツクールシリーズなど、ゲーム制作ソフトのイラスト規格に則ったイラストを
ゲーム使用許可というような形式で配布するサイトです。

HP素材向けのイラスト素材


ホームページやウェブサイトを作成する方のために、
HP上で使用できる素材を配布するサイトです。

日常生活(年賀状やプリント向けなど)素材


年賀状や暑中お見舞い、学校向けのプリント制作挿絵など、
日常生活で使用するようなものに使える素材集サイトになります。

素材サイトの良い点悪い点


素材サイトは少し特殊なサイト運営になりますので、良い点・悪い点が明確に出ます。

素材サイトの良い点


もっとも良いといえるのは、自分の絵を見て貰える機会が増えることです。
素材として公開することで、大勢多数の方に自分の絵を使ってもらえます。

また、年賀状などのデザインであれば、年賀状系雑誌などに
掲載してもらえるチャンスがあったりします。

素材サイトの悪い点


自分の意図していなかった使い方をされてしまう可能性があります。
また、著作権等が関係してきますので、可能であれば法律の知識なども
多少勉強の必要が出てきます。

Tips 素材サイト関係の法律を学ぶ


素材サイト制作には、利用規約が書かせません。
そんな利用規約について詳細に書かれた本が出版されています。

良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方

利用規約を理解することは自衛にもつながるので、しっかり理解をしておきましょう。

イラスト素材サイトの作り方


基本的にはイラスト・落書きを公開しよう!と同一で、制作するHP内に素材ページを作成し、利用規約などを掲載を行えばOKです。

イラストが好きな人は、落書きをアップしていくような
ブログ・HPを作成するのがオススメ!

自分でHPを運用していく必要性があるものの、
自由度が高く、うまくヒットすれば爆発的にたくさんの方から
イラストを見てもらえる可能性があります。

最近ではブログ系サービスやブログのようなHPが作成できる
CMS(コンテンツマネージメントシステム)も多彩ですので、
意外と簡単にHPやブログもできちゃいます。

さらに……
プロデビューに繋がる秘密も?

「イラスト・落書きを公開しよう!」の続きを読む…

色んな文章を書くのが好き!

そんな方なら、ネット上で小説を公開する「ネット小説挑戦」を
おすすめします。

自分の書いた作品を公開することで、多くの方に目を通してもらえたり、
自分では気が付かなかった改善点を指摘してもらえることがあります。

また、小説を公開することで新たな交流も出来たりと、
新しいことに繋がることもあります。

ここでは、ネット小説の公開方法や良い所、
また問題点などをご紹介します。

ネット小説の公開する方法は?


ネット小説を公開する方法は大きく別けて3種類あります。
ここでは1つずつ紹介していきたいと思います。

ブログサービスを借りて連載する


自分でブログサービスを借り、日記を書く体で小説を書いていきます。

元々ブログサービスは「日記」という文章を書くサービスだったので、
この特徴がネット小説執筆にも役立ちます。

しかし、マイナス点として時系列でどんどんと投稿されていくので、
何度も連載を重ねていくと、どれが第一話?などとわかりづらくなってしまいます。

前後の話へリンクしてあげる、作品の目次ページを作ってあげるなど、
小説を読む人が目的のページから読めるような仕組みを作ってあげないと、
読み手にとっては非常に読みにくいページになってしまいます。

自サイト・HPを開設して連載する


自分のウェブサイトを作成して「SSページ」などを作り、
連載をしていきます。

HTMLというHP作成用のプログラム言語の知識が必要ですが、
最低限小説を公開するだけであれば、「ホームページビルダー」など、
ホームページ制作ソフトを使えば、ワードで文章を書く感覚で
執筆することが可能です。

ただし、ページにもデザイン性を追求する場合はある程度HTMLや
CSS(サイトのデザインとかを設定する言語)の勉強が必要になります。

投稿小説サイトへ投稿する


イラスト投稿サイトに投稿する方法です。

イラストを書く人、読む人に特化しているサービスなので、
今まで紹介した方法よりもより多くの人に目を通してもらえる
可能性があります。

その一方で、感想書き込みとかも容易なことが多く、イタズラ・荒らしなどが
発生しやすいという短所も兼ね揃えています。

また、小説を投稿するサービスなので、小説執筆・閲覧は
どこも充実しているのですが、自分のアピールや宣伝、雑談を書きたい、
レイアウトを自分で設定したい!などの要望にはあまり対応していない
事が多いです。

最初のおすすめは投稿サイト、将来的にサイトと併用


一番最初におすすめするのは投稿サイトへの投稿です。

やはりネット小説の醍醐味は「読んでもらうこと」にあると思います。
投稿小説サイトの多くは読み専の方がたえず利用していることも多いので、
ブログやHPよりも最初から目を通してもらえる可能性が高いです。

また、ネット小説などが投稿できるサービスなどの一部には
シナリオコンテストを開催している投稿サイトもあり、
色々とチャレンジしやすい環境も揃っています。

【コンテスト開催も行われる投稿サイト】
TINAMI

ネット小説制作・公開の心構え


ネット小説を検討している方に、心構えておいて欲しいことが
2点ほどあります。

悪いところは改善していくように心がけよう


ネット小説を公開している皆さんの多くは、
「今まで自分以外の人に作品を見てもらったことがない」
という環境なんじゃないでしょうか。

そんなみなさんには、ぜひ「改善」していく心構えを持ちましょう。

投稿したり公開することで、作品を読んでくださった方から、
厳しい指摘や意見をもらえることも多くなります。

せっかく自分が作って苦労した作品。
そんな苦労も知らないで、さんざん言いやがって!

と思ってしまうかもしれませんが、グッとこらえて、
指摘をしっかりと見つめてみましょう。

自分一人で書いているとどうしても気が付かない点や
甘くなってしまうことが多々あります。

指摘を怒るのではなく一度受け入れて客観的に
小説を読み直すクセをつけていきましょう。

荒らしがいることはしっかりと胸に刻んでおこう


人気が出れば人気が出るほど、荒らしは発生します。

荒らしが出ると嫌になり、やめてしまう方も多いのですが、
逆に考えれば、それだけあなたの作品が読まれているという証拠なのです。

また、荒らしが出たからといって、すぐに反論等するのはやめましょう。
荒らしにも様々な目的があり、もっと頑張って欲しいという考えのもと、
きつい口調になっている場合、類似している作品とかが好きだから似ている作品を
批判する人、ただ単に揚げ足を取って楽しむ人。

色々な種類の荒らしがいます。

まずは落ち着いて一呼吸しましょう。
その後、荒らしがなぜそのようなことをしているのかというのをしっかりと
受け止め、一つ一つ丁寧に対応していきましょう。

色んな荒らし対策マニュアルなどを参考にしてみるのも
いいかもしれません。

荒らし行為の対応によっては、もっとファンを増やせることもあります。

荒らしはいつか出るものと意識し、出た場合も自分の意見で即答するのではなく
相手の立場を踏まえ、丁寧な対応を心がけるようにしましょう。

イラスト作成が好きな方、得意な方に簡単なのが【イラスト投稿サイト】を利用した
同人活動です。

イラストを気軽に自由に投稿できることが特徴的で、
絵を通して他の方とのコミュニケーションも可能です。

また、サービスに登録して画像をアップデートするだけで
活動することも可能なため、非常に手軽な活動が出来る事が特徴です。

主なイラスト投稿サイト


pixiv

イラスト投稿サイトの大手サイトさんです。
雑誌なども発刊されており、人気の高い定番イラスト投稿サイトです。

TINAMI

イラスト・小説などを中心にした老舗の投稿サイトです。
出版社やゲーム会社と連動したコンテストが頻繁に行われていることが
特徴的で、同サービスから商業デビューした漫画家さんも多いです。

piapro

ボーカロイド専門の投稿サイトです。投稿した画像のライセンスが特殊で、
投稿した作品は他の方が利用してもイイという特殊なシステムが特徴的です。

イラスト投稿サイトの長所


・手軽に投稿できる
・イラストを通じて同じ趣味の人と出会える!
・投稿サイト運営のコンテストに参加しやすい
(タグとかつければいいだけ!が多いため)

イラスト投稿サイトの短所


・いつ投稿が削除されるかわからない
・誹謗中傷の可能性が高い
・勝手に画像を引用されやすい

イラスト投稿サイトは無料ブログと併用スべし!


イラストサイトはどうしても運営サイトの経営状況や
規約によってデータが削除されてしまう可能性も否めません。

そこでオススメなのは、無料ブログサービスと併用すること。

投稿する手間が増えてしまいますが、投稿したデータの安全上は
オススメです。

また、投稿サービスにはメッセージ機能でコンタクトを取れますが、
メッセージ機能を嫌う方もいます。
投稿サービスからブログへ誘導できる仕組みを作り、
ブログにメールフォームなんか用意しておくと、より横のつながりも
作ることが出来ます。

全年齢サーバーは多種多様あります。

しかしながら、転送量が少ないサーバーも多く、イラスト等の公開には
不向きなサイトもあります。

ここでは、管理人おすすめの有料系サーバーを紹介します。

ロリポップ




おすすめ度:
☆☆☆

値段・知名度的にも◎!
初心者にお勧めなサーバーです。

良い所:
・同人サイトの運営がOK!(よくある質問にしっかりと明記されている)
・ドメインサービスとの連携でわかりやす!
(ロリポップの運営会社さんがムームードメインというドメインサイトを運営していて、連動してて初心者でも最適!)
・値段も安い!(100円~)

悪いところ:
・安いプランは転送量が少し不安
(転送量1日1GB、5GB、10GBなので、ゲーム配信とかには向かない)
・アダルトサイトの運営はNG
(モザイク入れてもNG! イラストとかでもダメです)
・一番安いのはデータベースの利用が出来ない
(ブログソフトwordpressなど、データベースを使うシステムが最安プランでは使えない)

さくらサーバ




おすすめ度:
☆☆☆

同人といえばこのサーバ。
平均的な感じなのが嬉しいです!

良いところ:
・同人サイトの運営がOK!(よくある質問にしっかりと明記されている)
・昔から愛用者が多い(同人系有料サーバではかなり有名!)

悪いところ:
・ちょっと重たい時があった(管理人体験談)
・ブログソフトなどの自動インストールが低価格プランでは対応していない
・自動インストールでインストール出来る機能が少ない

80code.comホスティング


HP

おすすめ度:
☆☆

安くて規約も柔軟だけど、知識がないと辛いかも!

良いところ:
・海外で人気なウェブ決算サービス「paypal」が使える
(もし、海外行くことになっても決算がしやすい!)
・アダルトサイトの運営もOK!
(アダルトコンテンツを含む友達サークルへのリンクも気兼ねなく出来る!)
・海外のサービスだけど、日本語サイトや日本語サポートがある
(管理人の経験談ですが、質問返答も比較的早かったです)

悪いところ:
・自動インストールなどが無い
・ヘルプの情報が少ない(初心者だと大変かも!)

Just-Size.Networks




おすすめ度:

同人ガイドラインがしっかり書かれていて、何をやっていいのかわかりやすい。
反面、ダウンロードコンテンツの配布は弱い・・・

良いところ:
・同人サイトの運営がOK!(よくある質問にしっかりと明記されている)
・アダルトの同人もOK(事前準備は必要なので注意!)
・創作活動ガイドラインという独自ガイドがすごくわかりやすい!

悪いところ:
・同人活動のためには、定められたガイドラインに従う必要がある
・10MB以上のデータをアップロード出来ない
(ドラマ音源やイラスト集の公開は難しいかも!)

様々なサービスが登場したことによって、
ウェブサイトも低価格もしくは無料で公開できるようになりました。

タダで公開できるなら、安いほうがいいでしょう!

と思う方も多いかもしれませんが、
安いもしくは無料の訳には理由があります。

ここでは、無料と有料サービスの特徴と、
どうしてそういう形で運営しているのかということを勉強していきます。

無料サービスの特徴

長所1 初期費用がかからないので、気軽に始められる!

とにかく無料で始められるので、「とりあえずやってみたい!」
そんな方にはオススメです。

お財布にも優しく、「お金が掛かるからやーめたー!」
も防げます。

長所2 最低限の設定だけで出来る!

無料サービスの多くは、シンプルな機能しか揃っていないので、
よりわかりやすく設定が出来ます。
また、サービスの会員登録なども、名前やメールアドレスの設定など、
個人情報の登録が少ない場合も多めです。

複雑な設定が出来ないという短所が発生しますが、
その分わかりやすさはピカイチです。

長所3 すぐに検索結果に反映されやすい

主にサブドメイン(URLの.comとかの前に、サービスに関係したアドレスが入ってるもの)
が使われている無料サービスや、ブログ紹介サービスを並行して運営している
無料サービスさんに言える特徴です。

googleやyahooで検索した結果は、クローラーと言う
検索サイトの機械がインターネット上を回って、収集した情報を元に
出しています。

一般的にサブドメインのサイトはクローラーがよく回ってくれると
言われています。

また、ブログ紹介サービスを運営している会社さんであれば、
「おすすめブログ記事ー!」「新着ブログー」など、
更新すると勝手に紹介してくれるサービスなどを取り入れてくれている
場合があります。

短所1 いつなくなるかがわからない!

利用は無料ですが、運営にはお金が掛かっています。

費用を直接サービス利用者から取っていない分、
無料サービスは企業がサービス終了する可能性も高くなります。

過去には楽天のような大きな会社も無料HPサービスを運営していましたが、
閉鎖してしまいました。

短所2 アクセスしづらい可能性がある

HPの多くは、サーバーという大きな機械にデータをアップして、
データの入ったサーバーにアクセスしてもらうことで、
HPを見ることが出来るような仕組みを取っています。

サーバーには数多くのデータが入れられます。
そのため、無料サーバーなどはひとつのサーバーに大量のデータを
入れている可能性があります。

1台に100個分のHPデータが入ってる場合と、1000個分のHPデータが入っている
場合だったら、どう見ても1000個分のほうが、処理が大変です。

そのため、つながりにくくなる可能性があります。
また、サーバー自体の機能が悪い場合もあります。

HP表示処理などをサーバー側でも行っているため、
サーバーの機能が悪ければ、それだけ処理は遅く、アクセスしづらくなったりシます。

有料サービスの特徴

長所1 サポートが充実している事が多い

サポート面が充実している場合がとても多いです。
メールは平日1日以内で帰ってくることが多いサービスも多いです。
サービスによっては、チャット形式で即返答してくれるような場所や
万が一に備えてバックアップを取っておいてくれているサービスもあります。

その他にも簡単にブログソフトやSNS・wiki構築ソフトが
インストールできるようなサービスを導入しているサービスさんも多いです。

長所2 安定したサービス環境が望める

お金を取っている分、しっかりとメンテナンスをしてくれている
ことが多いです。
これは、無料サービスよりも人件費を割いてくれていたりするというのが
理由としては挙げられます。

また、国内にサーバを置いているサービスさんなんかもいます。

長所3 万が一の時の移動もしやすい

一般的に有料サービスを使う時は、「ドメイン」というものと
「サーバ」というものをそれぞれ契約して、公開を行います。

ドメインについてはドメイン取得会社、サーバについてはレンタルサーバー会社と
契約をしていきます。

それぞれ、複数の会社があります。

そのため、もしドメイン会社が潰れそうになったら、他のドメイン会社に
ドメインを移動すればOK、

レンタルサーバー会社が潰れそうになったら、ドメインを移動するだけで
大体は微調節な感じで運営を継続することが出来ます。

短所1 お金が掛かる

以前に比べて安くはなりましたが、お金が掛かります。
平均的な一般的料金としては、ドメイン取得領に年単位で1000円ぐらい、
レンタルサーバーが月に1000円ぐらい掛かります。

とはいえ、日割り計算すれば、40円にもいかないぐらいの低価格です。
安全性と考えれば、安いものだと思います。

短所2 手続きに色々と必要な場合がある

お金を振り込んだりするため、無料サービスと比較すると
銀行口座もしくはクレジットのような支払い用に必要なものが多く必要になります。

また、住所なども登録しないといけないサービスも多いです。

結局どっちがいいの?

結論として言えるのは、「長期的で運営する」「アクセスが多い可能性が高い」
「本気で取り組む予定!」ナンテ人なら、迷わず有料がお勧めです。

有料のほうがサポートもいいですし、安全性が高いです。

また、無料サービスは規約が変わることも多く、
二次創作などはいつ禁止されるかわからない。
さらに、禁止されたらそれに従うしかありません。

缶コーヒーやジュースを我慢したと思って、
有料サービスを運営したほうが、将来的には絶対にいいと思います。

同人サイトには主に3つの作り方があります。
ここでは3つの特徴をそれぞれまとめて行きたいと思います。

ブログを使う

無料ブログのサービスやWordpressなどのブログサイト構築ツールを
使用してブログとしてサイトを作成します。

HTMLというサイト構築のための知識がほぼ必要なく、
一度サービスやツールを導入すれば、簡単に更新もできます。

ただ、しっかりとカスタマイズしないと、ページがわかりにくいなどという
問題も発生するので、いくつか運営上のコツが必要になります。

ホームページを作る

HTMLやCSSといったプログラミング言語のようなものでサイトを作り、
サーバーと呼ばれる機械にアップし、ホームページと言う形でサイトを作成します。

作成にはある程度知識が必要ですが、一度作成すれば
流動性の高いブログと異なり、ある程度放置しても
見栄えの良い同人サイトとして見えることが多いです。

最近では、ホームページ作成ソフトも充実して来ました。
サイト用テンプレートも多数公開されています。

作成の敷居は低くなりましたが、やはりある程度のHTML知識が
必要なのがマイナス点だと思われます。

ソーシャルメディアを使う

フェイスブックやgoogle+、ツイッターなどを活用して
情報発信を行います。

一番の特徴は趣味の繋がりができやすいこと。
横の繋がりができやすいことが特徴で、趣味の会う仲間が
できやすいことが特徴として上げられます。

サービスごとにマイナス点があり、
フェイスブックは実名登録が基本であること、google+は利用者がまだまだ少ないこと、
ツイッターは画像表現が難しく流動性も高いことが上げられます。

また、サービスによっては閉鎖的であったり、規約が厳しい点などが
挙げられる場合もあります。

オススメはブログorHP+ソーシャルメディア

一番のおすすめは基軸となるブログもしくはHPでサイトを構築し、
情報発信の場としてツイッターやフェイスブックを活用することがオススメです。

ツイッターやフェイスブックはスマートフォンや携帯電話と
相性が良く、どこでもアップや閲覧が出来ます。

細かい時間にソーシャルメディアで横のつながりを作り、
時間のある時にブログやHPを構築すれば、より長い時間同人活動が可能です。

ただ、何でもかんでも始め過ぎると途中で疲れてしまいます。

楽しみがあることこそが同人活動には重要なので、
色々と試して、自分に合う方法を探して行きましょう!